■「自助・共助」と防災体制の強化に向けて■
公益社団法人相模原市防災協会
理事長 八木 繁雄
新年明けましておめでとうございます。
平成25年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
会員の皆様におかれましては、平素から当協会の円滑な事業運営、そして防火・防災事業に多大なる御尽力を賜り、心から感謝申し上げます。
当協会は、新しい公益法人制度に対応するため、昨年4月1日付けで「公益社団法人相模原市防災協会」へ移行いたしました。
本年も、引き続き「災害に強いまちづくり」を推進するため、更に地域に密着した公益性の高い事業を展開し、防災体制の強化促進に資する事業を実施してまいりますので、当協会の事業推進に格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。
さて、一昨年の3月11日に発生した東日本大震災においては、多くの尊い人命が失われる未曾有の災害となり、今なお災害の爪あとが残り、復興支援等が継続しておりますが、「自助」及び「共助」の重要性が改めて浮き彫りになりました。
また、東日本大震災の影響により、今後の社会情勢等の見通しは不透明な状況にありますが、会員の皆様におかれましては「自らの職場は自ら守る」という自主防災の原点に立ち戻っていただくとともに、会員相互の連携を一層密にし、防災体制強化に向け取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
このような状況を踏まえ当協会といたしましては、改めて防災体制強化に向けた取り組みの重要性を認識し、会員の皆様方に身近な存在である防災協会として、これまでの専門的な知識・技術を生かし、市民の皆様や会員の皆様などを対象とした、防災に関する各種研修会や講習会を引き続き実施してまいります。
さらに、本年度の新規事業であります「小規模社会福祉施設等防火実務研修会」のなお一層の充実を図り、これまで以上に防災意識を強く持っていただけるような事業を展開してまいりたいと考えておりますので、今後ともご理解とご支援をお願いいたします。
結びに、本年も引き続き、皆様方の温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、会員皆様をはじめ関係者皆様のますますのご発展とご多幸、さらにご健勝を祈念申し上げまして年頭の挨拶といたします。